どこまでも歩いていく

歩きながら考える。主に山登りとか。

素敵な出会い

昨日はいろいろと素敵な出会いがありました。

 

群馬県の四阿(吾妻)山へ行ってきました。その詳細は後で記載するとして、帰りに印象に残ったことがあったのでお話しします。

バラギ高原キャンプ場に泊まっていたので歩いて大前駅へ向かっていました。(普通そんなことをする人はいない。)まあ天気も良く、駅までは下りだったので気持ち良く歩いていました。電車が来るまでに少し時間があったことと2日間あまりろくなもの食べていなかった為、途中でA-coopに寄り、生姜焼き弁当とアメリカンドッグ、カゴメ野菜ジュースを購入し意気揚々と残り少ない駅までの道のりを駆け抜けていました。すると狭い車道の反対側から外国人カップルが自転車で向かってくるのが見えました。山行が終わり家に帰れる安堵感と駅までもう少しという嬉しいさで、意味不明ににこにこしながら彼らに手を振りました。彼らは登り方向になるので少し大変そうな表情でゆっくり自転車を漕いでいました。先頭を走っていた男性の方が僕に気がつくと、さすが海外の方、にっこりスマイルで手をふり返してくれました。続いて後ろの女性も気がついてくれて同じくsmileアンドwaving hand。素敵でした。いかにも、って感じでかっこよさすら感じました。アラスカ思い出しました。時間があればおしゃべりでもしたかったですが、車道の反対側同士だったし、こちらも電車が来る前にダッシュで駅に向かいA-coopで買った弁当を食べることで頭がいっぱいだったのでお互い手を手を振っただけでそれ以上はありませんでしたが、彼らはどこへ向かっていたのだろう。

 

無事駅に着いた後、弁当を食べる場所を探しました。寒いので日向がいいけど駅のホームにいい場所がなかったので、近くの川沿いの空き地のようなところでマットを敷いて食べることにしました。一見すると景色の良い場所でピクニックのように思うかもしれませんが、川の向こう側では道路を拡張するのか重機で大々的に工事をしていますし、川の水もなかなか濁っていてお世辞にもきれいとは言えない色をしていました。しかし、そんなの関係ありません。こちらは2日間たいしたものを食べていなかったのでお腹がぺこぺこ、弁当のあまりの美味さに感動しておりました。

その後、弁当を食べ終わって電車に乗る際に車掌に切符を求めたら、「あそこで弁当を食べていた人?」と声を掛けられました。恥ずかしい、まさか見えていたとは。「ああゆうのもたまには良いよね」と羨ましそうにおっしゃっておられましたが、別にあそこでわざわざピクニックをしようとしていたのではなく(ただとにかく腹が減っていただけ)、工事していて実際景色も良くないんですよ、などとはとても言えなかった。が、これもまた素敵な車掌さんとの出会いでした。

 

そして最後の締め括りは、家に帰った後、初診で行った歯医者でいきなり肩パンをしてくるイカした先生との出会いもあり(先生、信じているので僕の歯をよろしくお願いします)、大変充実した1日を過ごすことが出来ました。皆さま、どうもありがとうござました。