どこまでも歩いていく

歩きながら考える。主に山登りとか。

擬似 TOKYO XTREME WALK 100 〜プレス発表編〜

皆さん、こんにちは。4月に入り気温も暖かくなり始め、穏やかな天候で嬉しい限りです。桜の見頃は過ぎ、散り始めているのは残念ですが。

年が明けてからは私用で忙しく(と言っても間違いなく平均的な日本人より時間に余裕はある)前回投稿してからしばらく期間が空いてしまい、ハンター×ハンターの冨樫先生状態になってしまいました。一部の読者様からは富士山の続きを書け、ブログを更新しろなどと叱咤激励をいただいておりました。しかし、山には月一ハイキング程度の事しかしておりませんでしたので、取り立てて投稿する内容もなく、ましてや偉そうに登山とは何たるかを述べる資格もございません。

ということで、今年は花粉症がいつもより重症だなあ、などと思いながら家でボーッとYouTubeを開いていたところ、とあるネット広告に目が留まりました。その名も「TOKYO XTREME WALK 100(東京エクストリームウォーク100)」。まず、ネーミングセンスが二重丸。TOKYOとXTREMEの二文字で即時に目を奪われ、昨今のインフレの影響でぐんぐん価格が上がり続ける金より光り輝くWALKの文字で完全に虜になり、締めの100という数字で完全に昇天です。普段ネットで散歩や登山などと打ち込んで検索したり、YouTubeでそちら関連の動画を見ていることから気を効かせて広告に表示してくれたのでしょう。まあ、正直なところこの大会の存在は以前から知っていて、その時もネット広告で存在を知りました。何度もありがとうございます。そこまで誘ってくれるなら、いよいよ重い腰を上げて挑戦させていただきましょう。

ところで、100キロを「走る」のであればよく聞きますが、空飛ぶ車が実用化されようとしている現代に生きる我々には、100キロを「歩く」という発想になりません。時間はかかるし、当然疲れるでしょうし、何でもかんでも費用対効果やコスパ重視が叫ばれる時代です。しかし、費用対効果やコストパフォーマンスを度外視した経験こそ、人生の中で記憶に残る大切なものかもしれません。という、もっともらしい言葉を並べておきます。続けて、読者の皆さまにご理解及び協賛いただけるよう今回の取り組みの目的を記します。

①100キロ歩くのに実際どのくらい時間がかかるのか測定する

②100キロ歩くとどのくらい疲れるのか体験する

③ウォーキングの楽しさを発信する。

非常にシンプルかつ明快です。①と②に関しましては、アメリカ三大トレイル(3500〜5000km)挑戦に憧れる僕としては長距離の第一歩である100キロをいつか経験したいという思いを持っていましたので良い機会とさせていただきます。今までを振り返って、歩いた距離に目を向けると、長距離と言えるのは5年前に群馬の山の方から高崎駅まで歩くという奇行が40km、他は去年の海から富士登山が50km弱です。その為、今回の100キロは距離としては倍以上ありますが、その分、山ではなく海沿いを歩くので高低差はほぼありません。③につきまして、僕が登山を始めたきっかけは歩くことが好きだったからです。山や海などの景勝地だったり、もちろん街中を歩くことも好きです。その派生で山に登ったり、アラスカに行ったりするようになりました。歩くことは気持ちがいいですし運動にもなるので心も体もリフレッシュすることが出来ます(100キロとか過度にやり過ぎなければ)。ということで、読者の皆さまにもウォーキングでも散歩でランニングでも登山でも何でも良いので楽しさを伝えられたらと思います。

では今回の取り組みの趣旨を述べるのはここいらで切り上げ、いよいよ具体的な実施要項について確認していきます。ホームページから今年の情報を以下抜粋します。

開催日:2023年6月3日〜4日

種目:100km部門(エキスパートクラス:制限時間24時間、チャレンジクラス:制限時間26時間)

参加費:100km部門(18,000円 早割で15,300円)

スタート会場:小田原城址公園

スタート時間:クラス毎に時間差があり一番早いのは午前7時から

ゴール会場:有明ガーデン(江東区

僕は、実際に大会に参加する訳ではないので参加費はかかりません。家からスタート/ゴール地点までの交通費くらいです。種目はエキスパートクラスの制限時間24時間に設定します。途中リタイアもしくは制限時間に間に合わない場合、最寄りの駅を探して電車で帰宅します。出来る限り本家に近づける為、スタート時間は午前7時から開始します。スタート/ゴール地点も上記の通りです。今大会のコースはまだ発表されていませんが、前回のものがホームページに載っていますのでそちらを参考にします。スタート地点である小田原城址公園を出発して国道1号線西湘バイパスではない方)を鎌倉方面に向かい、大磯駅付近で134号線に進路を変えます。江ノ島付近まで来たら467号線を北上、藤沢駅を通過したところで北東に進み再度1号線に合流します。その後、戸塚、保土ヶ谷を経由し一旦南下。横浜スタジアム大さん橋、赤レンガ、みなとみらいという観光スポットを辿り15号線で川崎を目指します。東京に入った後は大田区を抜けて品川、汐留、築地、月島、豊洲市場、そしてゴールの有明となります。地図を見ているだけで長いです。電車で移動したとしても2時間近くかかる距離です。溜息は漏れます。一時間で歩ける距離は平地であれば5〜6kmです。10km毎に10分程度休憩を取るとして、概算になりますが21時間30分です。尚、ルールは走らないこと(早歩きはOK)とチェックポイント(大会規定の6箇所)を通過することの二つを設定します。最後に日程ですが、まだ暑くなり過ぎていない今がチャンスです。しかし、今月は連休がほとんどない(唯一の連休は既に実家の予定あり)のでどうしようかと悩んでいた一時間前、姉から予定変更の連絡が入ったので歓喜喝采。では、発表します。

擬似 TOKYO XTREME WALK 100 開催日:4月5日(雨天決行)

今のところ天気は問題なさそうですが、雨降ってもやります。開催日まで短いですが、一緒に参加されたい方がいらっしゃればお気軽にお声がけください。また、当日沿道での声援及び飲食物の差し入れ大歓迎です。それでは、皆さま、ごきげんよう

f:id:takayuuuuu:20230402224714p:image